2008年03月01日

変形菌研究会大阪大会に行ってきました。

2月23、24日に変形菌研究会大阪大会が大阪市立自然史博物館でありました。23日は観察会で24日は講演会と発表会でした。

23日には、博物館の地下にある標本倉庫に入らしてもらいました。倉庫の中は湿度50%気温25℃ぐらいで、とても乾燥していました。倉庫の中には、江戸時代の植物標本があり、それも見せてもらいました。大阪の第1号文化財なるかもしれないということで、他の博物館が「負けた」と、ちょっとくやしがっていると、S先生に教えてもらいました。
倉庫から出て実習室で観察しました。
大阪大会写真2.JPG
<大阪市立自然史博物館標本倉庫>


24日の午前中は、口頭発表と展示発表でした。
ぼくも、去年の夏休みにやった阻止円の実験の展示発表をしました。ちょっと詰まった所もありましたけど、ちゃんと発表できてよかったです。
大阪大会写真.JPG

お昼ごはんを食べてるときに、あるカビの胞子の立体形がわからないのでD先生と考えていました。上からみると四角形、反対から見るとひし形、違うほうから見るとだ円形で、よく立体形がわからないので一緒に考えていたら、昼食時間があと5分になり残ったお弁当食べるのがきつくなりました。

午後には、講演がありました。

久しぶりに研究会の先生方に会えて、充実した2日間でした。
 
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2007年09月09日

神戸市理科展

夏休みの自由研究が、今年も神戸市の理科展に入選したので、おじいちゃん、おばあちゃんといっしに見に行きました。

今年の自由研究では、モジホコリの変形体を使って、大きく分けて3つの実験をしました。阻止円についてと、水と、電気の実験です。

阻止円というのは、変形体が生きていけるぎりぎりのところで作る円のことで、去年、神奈川県立生命の星地球博物館のD先生に教えてもらいました。阻止円は、浸透圧が関係していてできます。塩分濃度が高いと、変形体の中から水分が出ていってしまって生きていけなくなるので、生きていけるぎりぎりの濃度のところで円を作るのだと教えてもらいました。そこで、塩分濃度をいろいろと変えて実験してみました。

もう1つの水実験は、変形体は湿ったところでないと生きていけないので、じゃあ、水の中をはい進めるのかを実験しました。

電気実験は、変形体に電気を流すとどうなるのかを調べました。

くわしくは、また次のきかいでお話します。


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2007年06月24日

烏帽子形公園で観察会

6月23日に大阪府河内長野市の烏帽子形公園で、変形菌の観察会がありました。

福井総合植物園のM先生がきていました。先生といっしょにK君がきていましました。K君は、ぼくと同じ五年生で、去年、日本変形菌研究会の夏合宿で、知り合いました。今日の観察会では1にちじゅう一緒に探していました。

M先生が見本でひとつ見つけたあと、ぼくが誰よりも早くシロエノカタホコリを見つけました。それを皮切りに、全部で15種類見つけました。そのうち2種類は種類不明でした。

ヒメカタホコリ、ウツボホコリ<2個>とキモジホコリ<2個>、シロウツボホコリ<2個>、ツヤエリホコリ、サカズキホコリ<2個>、ホソエヌカホコリ、ホネホコリ、コウツボホコリ、フクロホコリのなかまを見つけました。種類不明の中には、見たことのないものがありました。
image0011.jpg image0003.jpg
ヒメカタホコリ           ウツボホコリ

image0009.jpg image0007.jpg
キモジホコリ            シロウツボホコリ

image0020.jpg image0010.jpg
ツヤエリホコリ           サカズキホコリ

image0012.jpg image0015.jpg
ホソエヌカホコリ          ホネホコリ

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コウツボホコリ           フクロホコリのなかま


前の日に雨が降っていたおかげで大量に見つかりました








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2007年06月04日

カビの講座に行ってきました。

昨日大坂市立自然史博物館でカビの講座がありました。

「カビとは何か」というお話を聞いた後、まず、ルーペでケカビを観察しました。軸の上に丸い玉のついている小さな待ち針のようなのが、たくさん集まって見えました。

次に、実体顕微鏡でシャーレに生えたカビを観察しました。
すると、「何だこれ、この鎖みたいなのは、」
D先生に聞くと「これは、アルテルナリアだよ」と教えてもらいました。その次に赤星病菌をみました。とてもおもしろいことに、夏と冬で付く葉っぱも、形もちがいます。

昼からは、光学顕微鏡で観察しました。まず初めにウドンコ病菌を観察しました。あまりおもしろいところがなかったので、サビ病菌を観察すると、胞子があざやかな黄色でした。

一番面白かったのは、ミズカビです。ミズカビは、普通のカビとちがって、胞子が自分で泳いでエサをさがします。後もう一つ、ミズカビの胞子は人の精子と、とてもにていて、動物と菌類は親戚だということが最近わかってきたということも、おもしろかったです。
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2007年04月14日

明るさの好き・嫌いの実験<2>                  「食べ物と暗さ、どっちを選ぶ?」

「暗いところが、どのくらい好きなのかな?}
〜2005年夏休みの自由研究より〜



実験1の結果から暗い所が好きとたしかめられましたが、では、暗さと食べ物ではどっちを選ぶのか、調べてみることにしました。

<実験の方法>
@お弁当パックに寒天培地を作る
Aお弁当パックの半分を黒い紙でおおう。
B黒い紙でおおった方のはしに変形体をおく
C光の当たる方のはしに、オートミールをおく。
(エサまでのきょり……約15cm)

暗さと食べ物1.jpg
実験開始 8月20日9時30分(2005年)

.
8月21日14時30分

暗さと食べ物3.jpg
8月22日9時30分

<実験Aの結果>
次の日の昼ごろ、ようやくエサの方に行き、3日目の朝にはエサを食べていた。
時間はかかったが、暗い所からはい出して光の当たる場所のエサを食べた。
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2007年03月04日

自然史オープンセミナーに行ってきました。

 3月3日に、長居公園にある大阪市立自然史博物館で、「菌類の進化と多様化」のオープンセミナーがあったので、行ってきました。

 キノコやカビ、酵母、細菌、ウイルスなど菌類と思われているものについての進化の話でした。

 最初、リンネという人は、菌類を植物だと分類しましたが、その後、菌類は、植物と動物の間の存在と分類されました。それを3界説といいます。今は、菌類をもっと分類して、5界説になっています。

 細菌やウイルスと、その他の生物とには、決定的な違いがあるという話が面白かったです。その違いというのは、核があるか、ないかです。核のある生物の細胞のなかにあるミトコンドリアや葉緑体も、実は、細菌やウイルスみたいな核のない原核生物と考えられていると聞いてびっくりしました。

 また、DNAを調べると、菌類は、植物より動物に近いというのにもびっくりしました。
 
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2007年02月12日

明るさの好き・嫌いの実験<1>ー「明るい所は、きらい?」

「暗い所が、どのくらい好きなのかな?」
〜2005年夏休みの自由研究より〜


変形体は、倒木や落ち葉の下などの暗くてじめじめしたところにいますが、暗いとこがどのくらい好きなのか調べてみようと思いました。

<実験の方法>
@お弁当パックに寒天培地を作る。
Aお弁当パックの半分を黒い紙でおおう。
B光の当たる所と当たらない所の真ん中に変形体をおく。
C黒い紙でおおった方のはしっこと、光の当たる方のはっしっこにそれぞれオートミールをおく。
(えさまでの距離・・・・どちらも、約10cm)

DSC00346.JPG
(ふたを開けたところ)

DSC00345.JPG
(ふたを閉めると、こんな感じ)

<実験@の結果>
(A)は、暗いほうのエサだけ食べた。
DSC00359.JPG

(B)は、明るいほうのエサも少し食べに行った。でも暗い方がたくさん食べていた。
DSC00363.JPG


明るい所がまったくダメというわけではないが、
やっぱり、暗い所の方が好きみたいだ。
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2007年02月04日

食べ物の好き嫌い<6> 「何が1番嫌い」順位決定戦

「判定5−大好き」と同じようにして「判定1−大嫌い」についても、どれが1番嫌いかを調べました。

<調べた食材>
わさび、しょうが、梅干、納豆、みそ、カレー粉

<結果>
わさびVS梅干→変形体死亡
わさびVS梅干.jpg

わさびVS納豆→納豆の方へ行く……わさびの負け
わさびVSなっとう.jpg

みそVS納豆→みその方へ行く……納豆の負け
みそVSなっとう.jpg

カレー粉VS納豆→カレー粉を少し食べる……納豆の負け
カレー粉VSなっとう.jpg

しょうがVSみそ→みその方へ行く……しょうがの負け
しょうがVSみそ.jpg

しょうがVSわさび→変形体が腐る
しょうがVSわさび.jpg

<結果判定>

「何が1番嫌い」ワースト6


1位わさび
2位しょうが・梅干・納豆
5位味噌・カレー粉

わさびと一緒に入れると、どれも変形体が変色して死んでしまった。わさびは、殺菌力がとても強いことがわかりました。
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2007年01月20日

食べ物の好き嫌い<5> 「何が1番好き」順位決定戦

研究会に投稿する論文がやっと完成したので、ブログを復活することが出来ました。

これまでの実験でモジホコリの変形体がどんな物が好きかだいたい分かったので、その中でも何が1番好きか、トーナメント戦みたいにして調べてみました。

<実験方法>
@大きいサイズお弁当パックに寒天培地を作る。
Aその真ん中の手前側に、モジホコリの変形体をのせる。
B両端の奥に、調べたい食品を2種類をそれぞれ置く。

<調べた食材>
「判定5ー大好き」の中から、ごはん、うどん、小麦粉、そば、しめじ

<実験結果>
そばVSうどん→そばの勝ち
そばVS.jpg

小麦粉VSそば→そばの勝ち
そばVS小麦粉.jpg

しめじVSごはん→しめじの勝ち
しめじVSごはん.jpg

しめじVSそば→そばの勝ち
しめじVS.jpg

<結果判定>

「何が1番好き」ベスト5


 1位…そば
 2位…しめじ
 3位…小麦粉・うどん・ごはん



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2006年12月09日

ムラサキホコリ

10月に、兵庫県社町の社の森公園と能勢でムラサキホコリらしき変形菌を3つ採集しました。
神奈川県立生命の星・地球博物館に行ったとき、D先生に同定をお願いしたら、「ムラサキホコリは、難しいから、福井総合植物園のM先生に同定してもらった方がいいよ」と言われました。
11月に、M先生から、同定してもらった標本が返ってきました。

3つともムラサキホコリだと思っていましたが、社の森公園で見つけたのは、ミダレホコリ属のヤリミダレホコリでした。M先生によると、ミダレホコリ属の特徴はムラサキホコリ属と比べて、細毛体が少なくて目の細かい網目にはならないということです。
hen1210_03.jpg
(ヤリミダレホコリ)

能勢で見つけたうちの1つは、アカイリマメムラサキホコリでした。2000年に山本幸憲先生が発表した種類で、胞子のうが赤っぽくて、サビムラサキホコリによく似ていて、顕微鏡を使わないと同定が難しい種類です。胞子のうの網目にとげがあり、胞子がサビムラサキホコリより少し大きめという特長で区別できるそうですが、最近発表された種類なので、分布や生態は、まだあまりよくわかっていないそうです。
hen1210_01.jpg
(アカイリマメムラサキホコリ)

もう一つは、子実体がこわれていて同定できなかったそうですが、スカシムラサキホコリだろう?というこでした。
hen1210_02.jpg
(スカシムラサキホコリ?)
posted by ゆうま at 11:53| 兵庫 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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